自転車に乗り始めるころは、どうしても、補助が必要で、その支えがなくなるころには、楽しい気分でいっぱいになるものです。
自転車で、遠出をするのは、又いいもので、健康的で適度な運動にもなり、風を切りながら走るのは心地よいものですね。

私の記憶の中で、うっすらと覚えているのは隣家の年上の男の子が本人の自転車に構っているとき、興味を持った年少の私がタイヤに近づいたので、手の小指の先をチェーンに触れてしまい、皮をまきこんだらしく、皮が二つに分かれてしまい、ちょうどウサギのﾁｯﾁｬな足に見える形のままになってしまった。面白いな～と思う時もあるし、今では、そこをアップした写真でSNSに投稿してみようかなと、悪戯心がわくのである。不思議な事に少なくとも未成年の時までは誰も、小指の事を気づいていない様子です。それも、又、ある面は悲しい事なのかもしれない。気づいてくれないという点で、それとも、気づいていても言わないのかもしれない。

海岸沿いの公道ではツーリング中の団体をよく見かけ、ひたすらペダルをこぐ動作がここちよくかんじる。たいてい余計なアクセサリーはなくシンプルなフォルムでひた走る感じでさわやかだ。たまに、身振り手振りでお互いに意思の疎通をはかるのが頼もしい。
田舎では、あまり見かけない自転車も都会ではよく見かける。昔は公道の歩道側を我が物顔で走っていく人もいて、危ないことが多かった。私も、歩道に面した店舗を出た瞬間に手の甲をぶつけられ、挙句の果てに「気をつけろ？」との投げ台詞をはかれた経験もある。
今は、道路側を通行する自転車のマナーが良くなっているのかな？